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杉田 浩一
社団法人
宮崎県ジェイエイ食品開発研究所
技術開発顧問 農学博士 杉田 浩一

たたる甘酸っぱさと芳醇な香りのマンゴー、いまやトロピカルフルーツの王様です。マンゴーは北インドおよびマレー半島を原産とし、すでに紀元前お釈迦様の時代から宗教的な聖木とされてきました。その後、仏教伝来と同じくして東南アジア、マレーシアの熱帯、亜熱帯で栽培されるようになりました。

マンゴー

品種は多くありますが、わが国に多く出回っているのは形が扁平で鮮黄の果肉を有するフィリピン産のカラバオ種、丸みを帯び果皮が赤緑で果肉がオレンジ色のメキシコ産のアーウィン種が一般的です。わが国では外観がリンゴに似ていることからアーウィン種をアップルマンゴーと呼び親しまれています。

マンゴーはウルシ科の常緑高木。果皮に含まれるウルシオール様物質はかぶれる人には注意が必要ですが、完熟果になるに従いかなり減っていきます。

マンゴーの国内消費量は約10,000トン。この約1割が国産、主に沖縄県と宮崎県で生産されています。

宮崎県では昭和60年代から栽培が始まり、現在約300トンが宮崎市、西都市、串間市周辺で生産されています。その色、形、味、香りの良さから全国市場での人気は抜群に高く、県内生産は今後とも急激な拡大基調にあります。

宮崎では「完熟マンゴー」とするための秘訣があります。それは収穫の2週間前から果実にネットをかぶせ、熟したマンゴーを自然にネットに落下させるのです。この宮崎独自の方法は他にも土づくり、温度・湿度管理はもちろん、摘果、均一かつ十分な日照を得るための枝つりあげ方式、ミツバチによる自然受粉など、いたるところに細かい先人の工夫が施されています。そしてこれらの技術改革は、熱心な生産者を始め県・JAの指導員によって支えられています。

また完熟マンゴーの中で、特に重量350g以上、糖度15度以上のものが本誌でも紹介された「太陽のたまご」のブランドです。マンゴーの果肉の鮮烈なオレンジ色はカロテンで柿の12倍、びわの2倍も含まれビタミンAの元となります。ビタミンC含量も優れオレンジと同程度(50mg/100g)です。

格調高いアロマフレーバーと他にない美味しさでトロピカルなヘルシーサマータイムを演出してください。