(1)特長ある商品づくり 〜商品ブランド認証制度の推進〜 |
新たに創設した商品ブランド認証制度に基づき、「安全性」「鮮度」「糖度」等の面で一定の基準以上を備えた農産物を「商品ブランド」として認証しています。また、随時、商品ブランド候補品目についても特長の発掘・開発により、認証品目の拡大・充実を図り、商品ブランド認証制度のさらなる推進を図ることとしています。
このように、商品ブランドごとの生産目標を明確にすることで、生産者にとっては「生産目標」に、消費者にとっては「品質の証」にしています。 |
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(2)信頼される産地づくり 〜定時・定量・定質出荷の実現〜 |
「商品ブランド」を確実かつ安定して供給できる産地を「商品ブランド産地」として認定し、「商品ブランド」の生産を目指した生産者の積極的な取り組みを支援しています。
また、「商品ブランド」の検査体制を強化し、厳格な品質管理の徹底を図るとともに、安全を科学的に証明するための定期的な残留農薬の自主検査の実施や消費者等に対する各種情報の発信により、産地と食卓の距離を縮め、生産者と消費者の顔の見える関係づくりに努めています。 |
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(3)安定的な取引づくり 〜「商品ブランド」の戦略的な販売対策の展開〜 |
量販店や食品産業等多様な実需者に対し、取引先を明確にした「顔の見える販売」を推進するため、契約取引の拡大を図ります。
また、精度の高い生産出荷情報をもとにした戦略的な販売対策のもと、産地間の連携による同一品目の周年出荷体制の構築や食品メーカーとのコラボレーションによる消費宣伝等に努め、安定した取引の構築に努めます。
さらには、糖度・花保ち等の品質保証や、栄養成分(機能性成分)の分析など、消費者に直接訴えかける品質表示等の積極的導入を図るなど、戦略性の高い販売戦略を展開することにしています。 |
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