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食の安全確保に留意した日々の生産活動に加え、2時間で残留農薬がチェックできる検査センターをはじめ、青果物検査員制度、国際基準のハセップ(HACCP)・ISO認定工場など、みやざきの農畜産物の安全性と品質の管理を徹底します。

▲『タノカンサァ』には、新宮型、地蔵型、農民型などさまざまな形があり、今も地域ごとに化粧直しを行い丁寧にまつられています。
「よし、この畑の野菜もしっかり美味しそうに育ってるぞ。」
そうつぶやきながらあたり一面の畑をひとつひとつ見回しているのは、宮崎地方に古くから信仰されてきた田の神様『タノカンサァ』。
田んぼの守り神として生まれた『タノカンサァ』は、この地方の農業にとって特別な存在。昔は不作の田んぼがあると、豊作地域の田んぼから『タノカンサァ』をおっとって(盗んで)きて、不作の地域の神様としてまつり、豊作を願った。
やがて、その地域が豊作になると、人々は『タノカンサァ』に感謝し、また元の場所に大切に戻していたのです。
私たちが『タノカンサァ』を大事にする気持ちは時代を経た今も同じ。
今年も自然の恵みを一身にうけ、出荷を待ちわびている野菜を手に取り考えます。
「タノカンサァがしっかり見守っているんだもん、食べる人がみんな喜んでくれるように一瞬たりとも気は抜けないよ。」
その想いが生産活動へのこだわりへと形を変えて現われています。
毎日の食卓に欠かせないものだからこそ、本当に安全で美味しいものでなくてはいけない。当たり前のことだけど、その当たり前のためにひとつひとつの農作業を丹念に、また、心をこめて実践する。
『タノカンサァ』が毎日田畑を見回るように、それは休むことなく繰り返される。
「タノカンサァ、また自慢の野菜ができました。」
安全で品質の確かな農作物づくりは宮崎の生産者の共通の想いです。
昔から変わらない私たちのパートナー『タノカンサァ』。今日も一日ご苦労様、そしてこれからもヨロシク。

宮崎県が独自に行う食の「安全・安心」システム

【2時間でわかる残留農薬分析システム】
宮崎県では平成11年から、全国に先駆けて産地自らが農産物の残留農薬分析に着手し、宮崎県総合農業試験場が開発した検査システムを用いて、今まで食べた後にしかわからなかった残留農薬分析を出荷前に行い、農産物の安全性を確認しています。
@短時間で分析(1サンプル2時間)
A多種類の農薬成分を一斉分析(290種類)
B全国最大規模の検体数(平成17年:3093検体)
【衛生的な生産物の確保】
畜産物については、対米輸出基準をクリアした、国内最高水準の衛生管理を誇る食肉加工施設を柱に、安全で安心できる高品質の牛肉等の供給を行っています。
宮崎県では平成13年10月18日から、県内で食肉にされる全ての牛に対してBSEの精密検査を行っています。
店頭で販売される牛肉は検査に合格し、安全が確認されたものだけです。

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みやざきブランド推進本部