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健全な土づくりや減農薬栽培など特別栽培農産物の推進、太陽熱による土壌消毒など、宮崎の自然を活かした環境保全型農業に積極的に取り組みます。

▲宮崎県では定期的な土の成分分析、肥料計画などに取り組んでいます。
宮崎の土は美味しい。
とうとつにそう言い切ってしまうと誤解を生むかもしれないが、これにはちゃんとしたわけがある。
「自然もいっぱいあるし、暖かいから農業に適した土地でしょ。」
宮崎という土地柄について大抵の人はこう思うかもしれない。
しかし、高温多雨、火山灰土、台風の被害が多く、平野も少ない。
これだけ見ても農作物を育てるのに最適な条件が整った土地とは言えない。
だからこそ昔から私たちは農業の基本『土づくり』にこだわるのかもしれない。
約30年も前から、地域の自然を最大限に生かし、農薬や化学肥料の使用を最大限に抑えた農業を目指してきました。
「ちょっと触ってみてよこの土。ね、他のとこと違うでしょ?この手にしっとりくる土が健康な土の証拠だよ。やっぱり土が美味しくなけりゃ、そこで採れる野菜が美味しいわけないじゃない。」
土づくりと簡単にいうけれど、生産者にとってはたいへんな作業の連続だ。
しかし、そこに土を美味しくする情熱があり、それは今も胸を張って言える。
宮崎県では、全国に先駆けて土壌健全化運動(ODD運動)を展開している。
人と環境にやさしい安全・安心な農業を実現させるためのこだわり、それが『土づくり』だと位置づけ、定期的な土の成分分析を行い、常に土の栄養バランスを見つめている。
そうして生まれた宮崎の美味しい土は、来る日も来る日も手塩にかけた“ぬか床”のように、親から子へ、孫へとこれからも大切に受け継がれる。

【環境にやさしい資源循環型の農業】

【環境にやさしい農業の担い手エコファーマー】
エコファーマーとは、土づくり、化学肥料・農薬などの使用低減を一体的に行う計画を策定し、県知事からその計画の認定を受けた農業者の愛称です。宮崎県では全国でもトップクラスの2588名(平成18年4月現在)のエコファーマーの皆さんが、商品ブランド認証品目「みやざきエコ野菜」等の生産に努めています。
エコファーマー農家
串間市:日高さん夫妻
平成11年より減農薬農産物の生産に取り組んでおり、栽培技術の向上、高品質なグリーンピーマンづくりにより、消費者に信頼される産地を目指して日々がんばっています。
【ODD運動の実践】
「ODD運動」とは有機物の適正使用(Organic)、深耕(Deep Plowing)、土壌診断(Diagnosis)の頭文字をとり、健全な土づくりを行い安全で健康的な農産物の生産を目的とした運動です。宮崎県では、平成3年から全国に先駆けて、この土壌健全化運動(ODD)運動を展開しています。この運動を支えているのが、豊富な良質たい肥。畜産の盛んな宮崎県だからこそできることです。これからも、より環境にやさしい農業の確立をめざして、農の基本である「土づくり」にこだわり続けます。

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みやざきブランド推進本部